「肝斑にレーザー治療はNG!」と言われてきましたが、近年、様々なレーザー機種の開発や適正なレーザーのパワー設定の研究等により、確実な肝斑の治療が可能となり、注目をあつめています。
[肝斑について]
女性の両頬上部などに左右対称に見られる褐色調のシミで、境界がはっきりしないのが特徴です。 また、肝斑は単独で存在しているケースはほとんどなく、何種類かのシミが混在していることが多く、しみの診断の際には、雀卵斑(ソバカス)や日光性黒子(老人性色素斑)太田母斑、遅発性両側性太田母斑(ADM)との鑑別が必要になります。
肝斑は、紫外線も強い発症原因になりますが、妊娠・出産を契機に発症したまま改善しないこともあることから、女性ホルモンが関与しているといわれています。女性ホルモン量が低下する高齢者にほとんど見られないというのも特徴です。
[レーザートーニング]
肝斑は、何らかの原因で炎症がおき、メラニンを作り出す炎症性の色素沈着を起こしている状態といわれています。より炎症を起こさせないくらいの弱いパワーでレーザーを照射し、肌の中に滞留しているメラニンを少しずつ破壊していく治療が、レーザートーニングです。
肝斑の治療は、トラネキサム酸による内服治療が主流ですが、その副作用によって治療を断念されていらっしゃる方、その治療だけでは効果を実感されていない方には朗報といえます。
・ナビジョンIPエッセンス(TA)トラネキサム酸配合イオン導入との併用療法
外用トラネキサム酸をイオン導入向け製剤として、初めて製品化されたものを使用します。
完全防腐剤フリーなので安心な上に、ヒアルロン酸配合でうるおいのある肌へ導きます。
[治療の実際]
1
洗顔
2 スキンスクライバーによる毛穴の洗浄
3 QスイッチYAGレーザーの肝斑への照射
4 トラネキサム酸配合TAによるイオン導入